音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

VOCALIST6 / 徳永英明 (2015) Hi-Res

さて、過去の『VOCALIST』シリーズのハイレゾ化は、サンプルを1曲聴いた限りでは「CD並み」という感想だったのだけれども、今回、まずは試聴音源をじっくり聴いてみた結果、ハイレゾを意識して作られている印象を受けたので、購入してみることにした。とはいえUniversal価格なのでe-onkyoのポイントを全部使い、かつ400円弱を支払って購入。

で、リスニングポジションでノンストップ、じっくりと聴いた結果、評価は「B+」といったところ。そもそも、当然のことながら徳永英明のボーカルに照準を当てたミックスになっているので、ボーカルの録音の生々しさに関しては「A」をつけてもいい出来。そのボーカルを邪魔しない形でトラックが作られているので、トラックのハイレゾ的楽しさを求めたいというのであれば、正直なところ「B」といったところだったので、総評として「B+」とした。

もちろん時折、いい感じに楽器が鳴っているアレンジの曲もあるので、そう言った曲ではなかなか曲全体として聴かせてくれたという印象。特に後半に向かって、アレンジもギアが入ってくるという作りになっているので、後半ほど面白くなってくるというイメージだった。

もちろん徳永英明最後の『VOCALIST』シリーズとしての、歌の解釈、ボーカリゼーションに関しては文句のつけようもなく。

総じて、よい出来でありました。ただし、ハイレゾのハイレゾらしい仰々しさめいたものを求めるのであれば、他を当たった方がよいかもしれない。CDでも十分に満足いくだろうという印象は、結局過去のシリーズ物と変わらず。