音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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エルガー:ヴァイオリン協奏曲, ヴォーン・ウィリアムズ:あげひばり / ハーン, C.デイヴィス, ロンドン交響楽団 (2004/2017 SHM-CD)

ドイツ・グラモフォンの廉価盤一斉放出で購入した1枚。ヒラリー・ハーンは過去に山荘で聴いたような記憶があるのだけれども、音が記憶に残っていなかったので購入。

非常に繊細なヴァイオリンを奏でる人であるな、と言うのが第一印象。ややすると楽団のエネルギーに取り込まれそうになるところを、決して力むことなく、ただ真っ直ぐに自分の音を貫く演奏。繊細なのだけれどもしっかりとコシもあって、心地よいヴァイオリンの響きに耳が吸い込まれていった次第。なるほど人気演奏家になったのも一理あると、うっとりと聴かせて頂きました。