今年はバッハのこの曲をカルミニョーラの演奏と、そして今回のファウストの演奏で楽しんだことになるわけで。
いや、にんともかんとも甲乙つけ難い。バロック対ピリオドという違いもあるけれども、ファウストの演奏はとにかく「美しい」。そんな陳腐な言葉しか出てこないのが残念だけれども。なんだかものすごく奥の深いものを聞いているぞ、と言う感覚が押し寄せてきて圧倒されてしまった。
もう少し体調が良い状態で再度チャレンジしますよ。これ、本当に何かが奥底に潜んでいる演奏だ。聴いているうちに何かが持って行かれそうな感覚に陥った。
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ BWV.1001-BWV.1006 (全曲)<アンコール・プレス完全限定生産>【SACD Single Layer】