音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Bach:The Suites for Solo Cello / シュタルケル (1997/2010 CD-DA)

渡英中のN氏とチャットをしている最中に「ベートーヴェンとシューマンどっちがいい?」と尋ねたら、「バッハがいい」という変化球を返されたので、この作品を。一つの楽器にじっくりと向き合える良さがありますな。演奏も流麗なのだけれどもしっかりとしたボディがある感覚。そして聴いていてピーキーなところがないのもよろしい。

クラシックはまだまだ種蒔きの段階。5年とか10年とか経って上手く発芽してくれればよいのだがなぁ、という先行投資の意味合いもあるのです。もちろんこの作品とか、聴いてガツンときた作品とか、一気に自分の中で開花した作品もあるのですが。それでもまだまだこれからですな。