夜明け前のクラシック。
SACD発売前にAmazon Music HDで全曲解禁になっていたのを発見。気になっていたので試聴がてら。
筋肉質なベートーヴェン。このような歯切れの良い、スポーティな演奏は大好物ですよ。数多あるベートーヴェンの交響曲集の中で「あえて自分が聴きたい演奏」とは、当然の事ながら自分の好みにあう演奏であることが大切であって。
自分は評論家でも何でもないので、無理矢理に蓼を食う必要はないのです。自分がいいと思った作品を、感銘を受けながら聴くことが肝要と考えるのです。
そう言った意味で、トレヴィーノとマルメ交響楽団によるこのベートーヴェンは、自分の好みど真ん中。
もちろんクライバーのように流麗なベートーヴェンも好物。好物のレンジは幅広く保っておいた方が、クラシックという大海を泳ぐことも、より深く潜ることも、たっぷりと楽しめると思うのだよね。
この交響曲全集は買い。