音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ギター物を聴こうと再生したのだけれども、微妙に気分ではなかったので、ピアノ物に行こうと。

この抑制されている熱量とでも言うべき演奏が、不思議な高揚感と安心感を与えてくれる。メルドーがソロを取るとこのような形になるのかと、なかなかに唸らせる作品。バッハとオリジナル楽曲との交互に現れて発生するケミストリーも、このアルバムの意味の一つではないかと。