例によって急性メタル渇水病を発症したのでメタルマニアの友人に自分の好みを伝え、このバンドを紹介してもらった。フィンランドの超有名どころらしい。
どのアルバムを聴こうかとレビューサイトを読んで本作をチョイス。そしてこれが大正解。シンフォニックメタルを求めていたのだけれども、その求めていた音像にぴったり。女性ボーカルが力強く、時にチャーミングに歌い上げる。サウンドの厚みも十分。スピード感も遅すぎず早すぎず。正にツボ。基本的に英語で歌われているのだけれども、フィンランド語と思われる楽曲もあり、それがまた不思議なアクセントにもなっている。
全体を通して、非常にドラマティックな作品。大当たり。先達はあらま欲しきことなりとはよく言った物で。メタルマニアのメタルマニアっぷりは半端じゃない。脱帽。