音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 / コパチンスカヤ, ホリガー, ケルンWDR交響楽団 (2018 CD-DA)

昨日届いたクラシックのCD達をラックに収めようとしたその時、あまりにも増えすぎたディスクを前にして途方に暮れた。一体、これ、どこから手をつけたらよいものか、と。

当座聴く音楽に困ることはないだろうけれども、もう背表紙を見ただけでは何が何だかわからない状況に追い込まれた。これが正に詰んだ状態、なのか。

で、「どこから手をつけたらよいのかわからないのならば、どこから手をつけてもよいと言うことだ!」と我に返っては開き直り、このボックスセットに手をつけた。そして収録曲を眺める。

「んー、シューマンのヴァイオリン協奏曲って実は聴いたことがない?」と思い、そして再生。

派手ではないですね。むしろ比較的地味ですね。地味なのだけれども、ゆったりと聴かせる雰囲気に包まれていて、これはこれでなかなかに面白い。オケの演奏がなかなかにメリハリに富んでいて、ヴァイオリンの調べを上手いこと引き立てているのも好印象。協奏曲はバランスが大切だと思うので。

シューマン: 交響作品全集