音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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バリケード~ルイ14&15世時代のヴェルサイユの音楽 / ジャン・ロンドー , トーマス・ダンフォード, 他 (2020 96/24)

柔らかくチェンバロを奏でるジャン・ロンドーがここにいる。

リュート奏者、トーマス・ダンフォードとの対話が美しく、本人が「夏の怠惰」と称したその世界観が、自分をボンヤリとした世界へと導いていく。

ジャケット写真のように、地平線を望むことが出来る景色に入り込んでしまったかのような。窓の外は梅雨空であっても、その空がどこか地平線と混じり合う光景がうかがえるかのような。