「BABYLON」のロングヴァージョンをこの音質で聴けただけでも本懐を遂げた。
と言うことで、ラッカーマスターサウンドシリーズもようやくこの作品にまでたどり着いた。
本作と同時発売の『BITTER & SWEET』の2枚がリリースされる日が来るのを、首を長くして待っておりました。聴いた。よかった。
ラッカーマスターサウンドのリマスタプロセスに対しては、その音を聴くまでは半信半疑だったのだけれども、先にリリースされた2ndアルバムを聴いた段階で納得させられてましたから、ここでも盤石な音が出てきましたよ。
これまで聴いていたハイレゾ音源が、いかに相当解像度が高く作りこまれていた音だったかがよく分かる結果に。今回のリマスタの方が格段に自然です。リマスタの方向性もあれこれと変わってきているのですね。
でもって、「ロンリー・ジャーニー」がここに収録されていることも嬉しいこと。7インチアナログだった頃から、B面だったこの曲が大好きな小学生でしたから、それはもう。
次なる欲は「ラ・ボエーム」のラッカーマスターサウンドでのリマスタ化に向けられております。いや、本当に好きなのよ、あの曲も。