リリース直後にSpotifyで一回通して聴いてはいたのですが、その際にはなんとなくのっぺりとした、あっさりと聴き終えてしまう作品と言う印象だったのです。改めて腰を据えて聴けば、いやいや、こういう世界観を自分が嫌いなわけがないと。荘厳でヒロイックなポップ。どこをどう切り取っても梶浦由記印。
FictionJunctionの看板を本気になって全力で掲げるわけですよ。そりゃ「一大Kalafina祭り」にもなりますよ。梶浦由記が全身全霊を込めて作れば作るほど、その音像はKalafinaへと収束されていくのですよ。こればかりは致し方ない。
格好よいです。はい。