音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Versus the night / yama (2022 44.1/16)

このアルバムを聴いていると、端々に歌謡曲のエッセンスを感じるのだよね。

思うに、平成は昭和を否定ないし塗り替えることに専念したJ-POPが、令和になってそのしがらや呪縛めいたものから解き放たれて、オールオッケーの境地&極地に至ったのではないかな、などと下らない戯れ言を考えつつ。

雑食かつ貪欲に海外のエッセンスを取り込んできたJ-POPが、昭和から令和に至る上で経てきた過程の一つの形でもあるかな、とか。

まぁ、そのような邪心なくとも楽しめますけどね。私が真正面から受け止められる、数少ない最新型J-POPクリエイター。

Versus the night (通常盤)