このアルバムを聴いていると、端々に歌謡曲のエッセンスを感じるのだよね。
思うに、平成は昭和を否定ないし塗り替えることに専念したJ-POPが、令和になってそのしがらや呪縛めいたものから解き放たれて、オールオッケーの境地&極地に至ったのではないかな、などと下らない戯れ言を考えつつ。
雑食かつ貪欲に海外のエッセンスを取り込んできたJ-POPが、昭和から令和に至る上で経てきた過程の一つの形でもあるかな、とか。
まぁ、そのような邪心なくとも楽しめますけどね。私が真正面から受け止められる、数少ない最新型J-POPクリエイター。