音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2023-08-16から1日間の記事一覧

風の歌を聴け / ORIGINAL LOVE (1994/2007 Spotify)

このアルバムはリアルタイムで聴いていました。ところがどっこい、今あらためて聴き直してみると、あの当時の自分にはこの作品が持つ骨太かつグルーヴィーな作風をこれっぽっちも理解できていなかったのだと深く反省。熱い石の表面を指で一瞬だけ触れただけ…

Bellissima! / Pizzicato Five (1988/2016 Spotify)

そう言われてみると、今の今まで真っ当にこのアルバムを聴いたことがなかった気がする。当事者にどれだけ否定されたとしても、振り返ってみるに「渋谷系」と言う括りは確かに存在していて、ピチカート・ファイブがそのサウンドの一端を担っていた、いや、中…

Versus the night / yama (2022 44.1/16)

このアルバムを聴いていると、端々に歌謡曲のエッセンスを感じるのだよね。思うに、平成は昭和を否定ないし塗り替えることに専念したJ-POPが、令和になってそのしがらや呪縛めいたものから解き放たれて、オールオッケーの境地&極地に至ったのではないかな、…

Paint it, BLUE / 雨宮天 (2020 44.1/16)

とても久しぶりに真っ当なボリュームで最近のポップスを聴いた気分。

バーバー:ヴァイオリン協奏曲 / ヒラリー・ハーン, ヒュー・ウルフ, セント・ポール室内管弦楽団 (2000/2015 44.1/16)

ヒラリー・ハーンのSONY時代5枚ボックスセットより。初めて聴きました。何年前に買ったんだっけ、このボックスセット。ともあれ。切ない作品。特に第二楽章。この切なさをダイレクトに伝えてくれるヒラリー・ハーンのヴァイオリンがこれまた。自分の中で眠っ…

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番 / リーリャ・ジルベルシュテイン, クラウディオ・アバド, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1991,1993/2018 44.1/16)

眉目秀麗なラフマニノフ。くっきりはっきり。それでいてラフマニノフの雰囲気は全く失われず。今まで聴いてきた数少ないラフマニノフのピアノ協奏曲の中でも、これは本当に好みど真ん中ストレート。オケとの絡みもムード抜群。この音源はアバドの60枚ボック…

シューマン:ヴァイオリン協奏曲 / クリスティアン・テツラフ, パーヴォ・ヤルヴィ, フランクフルト放送交響楽団 (2019 44.1/16)

午後になってようやく昨日までの山荘行き荷物をほどく。そのような作業をしながらこれを。

マーラー:交響曲第6番 / キリル・ペトレンコ, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (2020 96/24)

圧倒的なフィナーレ。構築されたマーラーを構築されたオケで演奏することの意味を、改めて思い知らされた次第。