音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 / クリスチャン・ツィメルマン, 小澤征爾, ボストン交響楽団 (2000/2016 44.1/16)

「キラキラしたお星様から白馬の王子様が舞い降りてきた!」

頭のネジが外れたわけではなく、本当にそう思ったのですよ。

ツィメルマンならではの中~高音域に宿る独特の煌めきが、そりゃぁもう、魅力全開、ピアノのフェロモン大放出のラフマニノフじゃないですか。聴いているこっちの目にも星が宿りますよ。キラッキラですよ。

加えて、小澤征爾の一流のバイプレーヤーっぷりが決まっているな、とも思ったのですよ。

もちろんミックスの時点でオーケストラとピアノのバランスは調整しているのだろうけれども、それにしてもとにかくピアノを引き立てる。とにかくピアノに歌わせることを重視、主眼に置いていることがよく分かる。この作品でオーケストラがどのような立ち位置であるかが、聴いている自分にも理解できるかのような指揮。

いや、それにしてもツィメルマン。嗚呼、ツィメルマン、ツィメルマン。なんでそんなに煌めき輝くのか。

今晩はこんな感じで行きます。

軽くクラシック音楽を棚から一つかみ。棚じゃないけどね。オーディオ用NASだけれどもね。聴いた作品に対するインプレッションを逐一書く保証はないけれどもね。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番、第2番(SHM-CD)