2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
聴き流す音楽に行き詰まってここまでたどり着いてしまった。気分を害さない、適度に先に進む気になるメロディですな。ゲーム音楽は基本的にキャッチーだと思う。
書店で猛烈にプッシュされていたので騙されたと思って買ってみた。騙された。小説でもなく自叙伝でもなく、非常に中途半端な立ち位置で書かれている自叙伝のようなもの。あ、自叙伝なのか。イベントの一つ一つが簡単に流れてしまって、あれよあれよという間…
久保田利伸から平井堅という流れはSONYの新旧対決のような争いだな。いや、久保田利伸はソウルで平井堅はR&Bか。ま、両方とも歌謡曲を歌える、歌の上手いおっさんだな。
もう感想の絞り滓も出てきません。
なんとなく。寄り道というか、学校帰りの買い食いというか。さすがに古さを感じてきました。いや、音楽そのものは永遠の王道という具合ではあるのですが。
NITRO MICROPHONE UNDERGROUND活動休止の報せを受けて。これは夜中にひっそりと楽しむ大人のヒップホップですな。何もかもがこの上なくクール。邦楽ヒップホップは上昇志向の強いリリックが多い気がするのだけれども、この人たちはひたすら音に合わせてリリ…
いかにも「これから暑くなるぞ」と言わんばかりの大気の状態が恨めしい。
まぁ、なんとなくチョイス。深い意味はない。28年前のちょっと色褪せたサウンドが懐かしい感じ。この手の電子音楽は時代の風化との戦いだと思うのだけれども、真剣に作られた音楽はしっかりとショーケースの中で守られていくのではないかと。
NHKの「歌謡コンサート」に出演しているのを見落としてしまったので、忸怩たる思いで聴く一枚。昔の曲を歌うのも良いけれども、今の曲も歌う機会があると良いな。ツイッターでの反応も良かったようなので、NHKも検討してみてくれないかな。
詰めこみ気味な音作りなのだけれども、聴いてみると案外と抜けがよいという中田ヤスタカの録音術がいかんなく発揮された一枚。ボーカルのエフェクトは強めなのだけれども、不思議と人工的な感じがしない。鉄筋コンクリートで作られた木造建築であるかのよう…
もうお腹一杯になったかと思いきや、思い出した頃に聴きたくなる不思議な魅力を持ったアルバム。全速力でダークな世界を疾走するという単純な公式で動いているのだろうけれども冷たさは感じられない。基本的に人力でこなしているからそう感じさせるのかもし…
なんだかくどい音楽が続いてしまったので口直しに。うーん、やっぱり真綾作曲の楽曲が一番いいアレンジをしているんだが。
聴く度にインプレッションが変わる作品なのだけれども、今回はかなり地味に聞こえてきた。ベスト盤の影響でシングル曲には耳が慣れているのだけれども、それ以外のアルバムオリジナル曲がどうにもこうにも印象に残らない。1stと3rdのイカれている楽曲の強さ…
この作品もなんとなく雨に合うという印象なんだよな。決して暗いわけではないけれども。
ひんやりとした雨が降っていたからかもしれない。全体的に彩度が低いこのアルバムは、globeのある側面を如実に表わしているように思える。決して明るい曲が多いユニットではなかった。
綿密に音と声を紡ぎ上げる前半の細やかさと、だんだんと本性を現してべらんめぇ調になってくる後半とのグラデーションが美しい。この人は「綺麗」という一言では片づけられない男臭さにあふれていて意外と楽しい。
暑くもなく寒くもなく時折風が駆け抜ける、そんな一日のまとめにふさわしいラウンドアラウンドミュージック。のっそりと行きましょう。
ハードボイルドを描きあげた初期の傑作。そもそもこの声だけで反則技の武器を持った人なのだから、研ぎ澄まされたトラックさえ作ってしまえば向かうところ敵無しになるのだよな。事務所から独立したスガシカオが、次に何を見せてくれるのかが非常に楽しみ。…
今日はなんだか心にしみこむスピードが早い。Saigenjiの音楽は心への浸透性の高いものではあるけれども、発売当初以来のしっくりくる感じ。発売2年目にして化けたか、それとも自分が変わったのか。いずれにせよ、自分にとってSaigenjiはもう鉄板ですな。
「酒を飲んだら歌謡曲だよな」と思って、中森明菜ベストから研ナオコに進んだ。歌謡曲からニューミュージックの流れに上手く乗ったシンガーという点では共通点があるように思える。今思えば、田原俊彦に研ナオコ、近藤真彦に中森明菜、的な図式で。なんかこ…
まぁ、何を聴きたくなるのかはその時のひらめきのようなものなので。ということで中森明菜。ワーナー時代のシングル曲が全て収録されているので安心して聴けるベスト盤。丁寧にリマスタリングがされているので、当時の音作りはそのままに80年代ならではのサ…
メロスピなビジュアル系ということで、そこそこ面白いのだけれども、いかんせん録音がよろしくない。のっぺりとして楽器間の分離が感じられない。これが日本流のミックスの限界か。もっとダイナミックレンジも欲しい。録音に気を遣うだけで格段にかっこよく…
60年代後半から70年代初頭にかけての歌謡曲アレンジの集大成といったところ。いいとこ取りのおいしさです。
敢えてボーナストラックを外して聴いている。その方が若い疾走感を楽しめて気持ちがよい。全部聴いてしまうと、ちょっと大人しい印象になってしまうんだよね。
改めて聴き直してみる。正直なところそれほど印象に残る音楽ではない。新鮮味があるわけでもないし。でもどこかディスコサウンドを彷彿させる辺りに、それなりの中毒性があるとはいえるか。ただ、どうしても「一度通ってきたサウンド」という気分は拭い去れ…
新居昭乃はそのボーカルスタイルも音楽性もすっかり確立されてしまっているアーティストなので、とくにこれといった新鮮味は無し。その代わりに好きな人にはたまらない安心感に包まれる。抑揚を抑えつつも、静かに燃え上がるようなボーカルは全編に渡って発…
アリオラ所属時のシングルを時系列に集めたベスト盤。若かりしビクター時代はダークネスを持ったバンドというイメージだったのだけれども、この時期のBUCK-TICKはずいぶんとポップだ。弾けるようなポップというのではなく、メロディが生き生きとしてぐいぐい…
東京ビッグサイトへ家族を送っていたドライブの往復に。ラルクのお手軽なベスト盤としてはいいコンピレーションになっている印象。英語版のシングル曲2曲を加えて1500円を切る価格はかなりお買い得。日本の企画では絶対に作り得ないベスト盤なので、これはこ…
なんとなく名前を見かけていたのであまり期待もせずにレンタル。思っていたよりも肉体的なギターサウンド。確かにエレクトロな雰囲気もあるけれども、基本にあるのはロックかと。決してキャッチーではないけれども、学生向けバンドというよりは少し大人な雰…
やっぱりミュージシャンと言うよりはアイドルだろう。このきらきら感とはじける青春の制汗剤!