音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

酸素は鏡に映らない / 上遠野浩平 (2007)

久しぶりの上遠野浩平は児童文学。講談社が展開していた児童向けのミステリーということで、そんなジャンルと上遠野浩平の文体がどう絡み合うのかが興味深かったのだけれども、思っていたよりも普通の出来。風呂敷を広げすぎず、適度に例によって思わせぶり…

Discography: Complete Singles Collection / PET SHOP BOYS (1991)

これもiTunesで一度も再生していなかったアルバム。レンタルショップで格安で売られていたものをサルベージした記憶があるけれども、その後にリリースされたベストアルバムを良く聴くようになったので、2軍落ちしてしまったというちょっと不幸なベスト盤。今…

ULTIMATE BEST〜Early Alfa Years / CASIOPEA (2012)

初期の作品集ということもあってか、音数が少なめであっさりと聴き流しやすい。日本のフュージョンというものはある時期から手数の多さが売りになってきて、テクニック重視な側面とメロディとをどう両立させるかというところで相当なジレンマがあったのでは…

GOOD DREAMS / the pillows (2004)

こちらもiTunesで一度も再生したことがなかったアルバム。ベスト盤や好みのアルバムの陰に隠れて、ひっそりとリリースされていたという印象。今聴いてみても、立役者的存在な雰囲気は否めない。派手さもなく、いかにもthe pillowsですという流れで聞き流せて…

Such a Lovely Place / 槇原敬之 (1997)

iTunes上では一度も再生されていたなかったので聴いてみることにした。この前にあたるワーナー時代のヒット性の高いメロディに比較すると地味な印象だけれども、シングル曲には「それでもさすが」といわんばかりの耳を引きつける力がある。でも、それ以外の…

夏の惑星 / T-SQUARE (1994)

夏に寄せて。さりげなく好きなアルバム。また今日も暑くなりそうだと腕まくりをしていたら、急に空が曇り始め、大粒の雨と吹き荒れる風が。そして温度が急激に下がる。まるで小さな夏だ。

LUKEWARM WIND / bloodthirsty butchers (1994)

なんだか悲しいと思いながら聴き始めたら、そのソリッドなサウンドにやられた。あれ?これ、こんなにかっこよかったっけか?ザクザクと切り開いていくギター、散文のような歌詞、そして叫び声のようなメロディ。音数が少ないだけ、その悲しさが倍増されてい…

yamane / bloodthirsty butchers (2001)

曇っているためか、なんだか悲しい気分になってくる。そして「なんだかかなしい」が聴きたくなってきて『LUKEWARM WIND』を引き続き再生することに。ブッチャーズを聴く時は大抵何か悲しい気分になっている時だ。

RISKY / B'z (1990)

突然聴きたくなるアルバムの筆頭かもしれないな。昔は後半がダレると思っていたけれども、今に思えば意外と新鮮な感覚で聴ける。まだB'zがそれほどハードロック路線じゃなかったことも大きいかも。

Moth / Exlovers (2012)

春から初夏にかけての青いきらめきと少しの汗。

SOUND BURGER PLANET / かせきさいだぁ (2011)

初夏に思う。

Bilingual / PET SHOP BOYS (1997)

『VERY』に次いで好きなアルバムかもしれない。あの作品ほど個々のポテンシャルが高いわけではないけれども、じんわりとしみこんでくるメロディが収録されている。

NEW-S / T-SQUARE (1991)

オーディオのお師匠様からイヤホンを借りることになった。PHILIPSとSONYのBAイヤホン。今週中に送られてくるそうなので、ちょっと楽しみにしている。その時のリファレンスにはこのアルバムも使おう。ということでおさらいの再生。ところで先日の八ヶ岳合宿の…

Loose / B'z (1995)

いつまでもルーズじゃいられないよなぁ、と思ったとか思わなかったとか。

風街図鑑 風編 / V.A. (2009)

移動中にこのコンピレーションからDisc2を。この作品を聴いていると、2012年の街中が急に80年代にタイムスリップする。それは1アーティストの作品を聴いてもなかなかそうなるわけではなく、コンピレーションだからこそ成立する雑多な雰囲気から醸し出される…

blue on red / bloodthirsty butchers (2003)

どうしても今日中に終わらせなくてはならない作業からの現実逃避。聴けば聴くほどに現実が遠くなってしまった。慌てて引き寄せる。

桜の木の下 / aiko (2000)

このディスクもSACDなのだけれども、そのメリットはあまり享受していないような。それでもボーカルの定位が気持ち良いので、安心して聴ける。すっかり春ですなぁ。むしろ初夏か。さっきから作業の手が完全に止まってしまっている。

The Bedlam in Goliath / The Mars Volta (2008)

時々天から使命が下されるんだよな。「このアルバムを聴け」と。で、久しぶりに聴いてみると、いやー、なんというカオス。もう、頭をがっちりとホールドされて、激しくシェイクした先に出た吐瀉物というか。ちょっとした作業をする必要があったのだけれども…

歌窈曲 / 一青窈 (2012)

好印象ではあるけれども、思ったよりも引っかかりが少ないな。あっさりと聞き流せてしまうと言うか。それだけ一青窈が上手いということでもあるのだろうけれども。

Re-Cool Reflections / 寺尾聰 (2006)

大人のための洒落た歌謡曲。粋なおじさんになりたいものですな。

バトル アンド ロマンス / ももいろクローバーZ (2011)

ももクロが元気な限り、日本は平和です。

Moanin' / ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS (1958/1999)

寝起きに聴く音楽じゃないな。選択ミス。

Area 52 / Rodrigo Y Gabriela (2012)

夏シリーズ3枚目。キューバの夏がどんなものかは知らないけれども、音楽は熱い。冬にこの作品を聴いたときにはピンと来なかったけれども、だんだんと暑くなってきた今に聴けばなるほど納得というもので。

Sound of Summer Running / Marc Johnson (1998)

たまにはCDラックからディスクをチョイスするという行為もいい。ということで夏シリーズ。タイトルからして夏ですが、カラッとしてそしてどこか切なく懐かしい雰囲気にあふれる名盤だと思っております。

American Garage / PAT METHENY GROUP (1979/2003)

近づいてきた夏に向けて軽やかに。

BEST ETERNAL TRAX / Favorite Blue (2000)

Favorite Blueにするかmoveにするか悩んだ挙げ句。

THE LIVING DEAD / BUMP OF CHICKEN (2000)

このバンドがまだインディーズ時代だった頃に買った一枚。心に残ったのは「K」だけで、あとは何も残らなかった。まさかそのバンドが今の今で活動を続けることになろうとは、夢にも思わなかった。で、今聴いてみても、やはりその感想は変わらない。自分の中で…

W / GRANRODEO (2012)

アニメ時間帯のCMで気になっていたので入手。いきなり飛び込んできたのは「なんちゃってB'z」。中国製のパチものブランド品を身につけているような感覚。でも、それが様になってしまっているので非常に困った。こういう三流くさい音楽はとっても好きですよ。…

歌窈曲 / 一青窈 (2012)

NHKの『SONGS』を見ていたら、このアルバムのプロモーションとも呼べる構成だったので、そのオッサンホイホイにつられて借りてきた。全体的にコンサバな作り。真新しさはないけれども、この人のボーカルそのものが独特なので、これはこれで考えられて作られ…

Red Moon / Kalafina (2010)

一時は自分の中で打ち止めを下した作品だったけれども、今聴いてみるとオリエンタルな雰囲気で統一されていて、結構コンセプトアルバムとして一気に聴ける。最新アルバムよりもまとまりがあって聴きやすいのではないかと。アニメ界隈では頭一つ抜きんでてい…