音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Sapphire Blue / Larry Carlton (2003)

iTunesをぱらぱらとめくりながら。まさかこの数年後に松本孝弘とタッグを組んでグラミー賞を獲ることになろうとは。人の巡りあわせと時代の流れという物は全くもって分からない。自分にもそういう不思議な巡りあわせはあるんだろうか。いや、あるな。あるあ…

DELICATE PLANET / access (1994)

はてなダイアリー上では一度も登場していなかったアルバム。『access Ⅱ』ばっかり聴いていたっぽい。ま、アグレッシブなaccess(というかデジタルな浅倉大介)を楽しむ分には2ndアルバムの方がよろしいかとは思うのですがね。濃いめの味付けが好きだった浅倉…

あいつの好きそなブルース / 梶芽衣子 (2011)

本職の歌手ではなくて女優が歌う歌謡曲というシチュエーションに萌える。これでミックスの仕事がもっと丁寧だったらさらに良いアルバムになるのに。ボーカルがトラックに埋没する瞬間が結構多いのでもったいない。ボーカルを生かしてあげないと。

フラッシュバック、夏。 / Rhymester (2011)

iTunesをめくりながらなんとなくチョイス。表題曲のコード進行がたまらない。夏は嫌いだけれども、夏をテーマにした曲には好きな曲が多い気がする。いや、きっと「気がする」だけだ。

Headache and Dub Reel Inch / 黒夢 (2011)

まだ一度もiTunes上で再生していなかった。ということで2回目の再生。やはりピンと来ない。メロディも生きていないしアレンジも薄い。ポップでもないしパンクでもない。これではかつての黒夢ブランドが勿体なく使われてしまっている。それともこれが新時代の…

New! / LAMA (2011)

独特のクセになる感覚は一体何から発せられるのだろう。エレクトロなサウンドの中に漂うギターとボーカル。誰も主張していないのに主人公は確実にいるような感覚。何から何まで不思議だ。

PORTAL / Galileo Galilei (2012)

とんでもなく意地悪な言い方をすれば、このバンドはこれといったキラーメロディが書けるメンバーがいるわけでもないので、雰囲気という外装だけうまく固めてしまえばそれなりに立派なたたずまいにもなる。そうしてエレクトロな方向を選択して作り上げたのが…

Aja / Steely Dan (1977)

名盤扱いされている物も、蓋を開けてみれば自分との相性がイマイチでそれほど響いてこなかったりということも多々ありますが、それはそれで致し方ないことではないかと。ということで、このアルバム。70年代の名盤セレクションでは必ずといっていいほど名前…

東京バンドワゴン / 小路幸也 (2006)

東京はとある下町の古書店兼カフェで繰り広げられる親子の群像劇。ミステリのスパイスを効かせながらにぎやかに人物交流を描く。個人的に登場人物が多い作品は読んでいる最中に整理がつかなくなって苦手な傾向にあるのだけれども、本書はすっきりと読むこと…

11:11 / Rodrigo y Gabriela (2009)

最新作を聴こうかとも思ったけれども、ここはちょっと原点に返って二人だけのプレイを聴いてみようと思って再生させた次第。やはり二人のパーカッシブなプレイが前面に出ている方が気持ち良く聴けるんじゃないかと。基本的にこの人たちの作品は、自分の中で…

空洞です / ゆらゆら帝国 (2007)

「空洞ですか?」「空洞です」そんな会話が似合うアルバム。tr.1とtr.10の間にはさまれた空洞たちが恨めしげに外の世界を眺めているような世界。何を言っているのかわからないって?こっちは何を聴いているのかわからないんだよ!

Family / Polaris (2003)

えー、このアルバムもぼちぼち10年選手ですか。まだまだ若々しいのに。こういったフォロワーのいない音楽というのはなかなか古くならずにいい出汁が出てくるのがよいね。Polarisとしての活動はもうないのかなぁ。

WORKS THE BEST OF TRF / TRF (1998)

なぜにTRFなんて聴いていたんだろう。我に返ってみると謎。

バトル アンド ロマンス / ももいろクローバーZ (2011)

午前中から昼過ぎにかけて外出。電車の中でなにを聴こうかと考えていたら、急にももクロが降ってきた。イヤホンで真剣に聴くのは初めてかもしれない。思っていたよりも音の分離が良いのは基本的に打ち込みサウンドが中心になっているからか、それともSE535で…

GOLDEN BEST / 井上陽水 (1999)

シャッフル再生で聴いていたら、なんか人生に対して後ろ向きな姿勢になってしまった。何かが報われない感じ。陽水さんは取り扱い方が難しいなぁ。

THE DARK SIDE OF THE MOON / PINK FLOYD (1973/2003)

プログレというよりは普通のロックアルバムとして聴ける。聴く上で構える必要のない音楽であるというか。

BUTTERFLY / L'Arc〜en〜Ciel (2012)

ちょっとした物足りなさは感じてしまうのだけれども、それでも繰り返し聴けるアルバムに仕上げてくるあたりがL'Arc〜en〜Cielたるゆえんであるというか。

空洞です / ゆらゆら帝国 (2007)

発売当時から名盤扱いされていたこともあってか、なんとなく避けて通っていた作品。ゆらゆら帝国は一度だけ友人に誘われてライブを見に行ったことがあるのだけれども、何が何だかさっぱりわからなかったという印象もあり、それが余計にこのアルバムを遠ざけ…

ファイナル・ラップ / 川島誠 (2010)

軽やかな陸上物の名手。今回も陸上競技の話を絡めながら、少し危うくも愉快な高校生の性を描いている。主人公が妙に達観しているのはご愛敬か。文体の読みやすさではこの人の作品の中でもトップクラスかも。

TWENITY 2000-2010 / L'Arc〜en〜Ciel (2011)

これを聴きながらL'Arc〜en〜Ciel今昔を占っていた。結果、新譜は「相当にアリ」という結論に達した。L'Arc〜en〜CielはL'Arc〜en〜CielであるがゆえにL'Arc〜en〜Cielなんだということにあらためて気がつかされたというか。

Lifetime / GRAPEVINE (1999)

GRAPEVINEのカタログの中でも不可侵な領域に置かれている一枚。それは音楽史上という大袈裟なものではなく、パーソナルな部分においての不可侵。お前はいつまでここに居続けるつもりだ?

BEST / 斉藤由貴 (2001)

音楽を聴くという行為に主体性を欠かすとこういう結果に繋がる。ま、なんでもいいや。

JPN / Perfume (2011)

いくらボリュームを絞っても中田ヤスタカサウンドは明確に像を結ぶなぁ。強いサウンドだ。

21 / ADELE (2011)

姪っ子が床に寝転がっているので、ボリュームを絞ってBGMとして。

PORTAL / Galileo Galilei (2012)

色を極限まで淡く保つ水彩画であるかのような。

Selecao!! / Saigenji (2007)

久しぶりにライナーを読みながら聴く。これはiTunes再生では出来ないことだ。Saigenjiはアルバム単位でアレンジの傾向が大きく異なるので、ベスト盤にまとめると振れ幅が大きくて結構愉快。それにしても最低限の楽器で最大限のリッチさを引き出しているのがS…

PORTAL / Galileo Galilei (2012)

真夏に気の抜けてしまったコーラを飲んでしまったような虚無感。しかしそれも悪くないなとコップの表面に結露した水滴をなぞっては微笑むようなワンシーン。いうなれば泡沫。若々しい青春を歌っていたバンドが、突然化けてしまった感がある。とらえどころが…

move super tune / move (2003)

やっぱりmotsu氏は唯一無二のラッパーだ。yuriのボーカルよりもt-kimuraのアレンジよりも何よりもmotsu氏の勢いが全てをねじ伏せてしまう。

infinite synthesis / fripSide (2010)

SATに関してはfripSideの活動よりも、今後のALTIMAの活動の方が気になってきた。2012年は両ユニットで新譜を出しまくるか?そうであることを願いたい気分。今さらハイエナジーテクノを演るアーティストなんてそうそういませんって。

靜茹&情歌 別再為他流涙 / 梁静茹 (2009)

一度でいいから生で梁静茹を観てみたいものだなぁ。