音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2025-04-30から1日間の記事一覧

Forgotten Shores / 角松敏生 (2025 48/24)

シティ・ポップへのカウンターとして角松敏生が掲げる『Contemporary Urban Music』シリーズ第3弾。前2作は発売当初にQobuzで聴いてはいたのだけれども、特にピンと来るものもなかったのです。なんちゃって角松、のような感覚がつきまとってしまっていて。今…

High Time -Remastered- / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT (1996/2025 96/24)

デビュー30周年プロジェクト『THEE 30TH』企画の一環、リリースされたアルバムの96/24リマスタ&ハイレゾ化。コツコツと毎月買っている。チバユウスケの格好よさは今さら語るまでもなく、バンドとしての存在感がぐっとクローズアップされたリマスタになって…

Channel U / 緑黄色社会 (2025 44.1/16)

以前聴いた際にはあまりにも音楽的に優等生でつるっとし過ぎて、全く印象に残らなかった緑黄色社会。自分の中で風向きが変わったのは「花になって」がたまたまサブスクのプレイリストに組み込まれていたのを聴いてからであります。それまでの優等生然とした…

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 / スヴャトスラフ・リヒテル, ヘルベルト・フォン・カラヤン, ウィーン交響楽団 (1962/2020 DSD64)

クラシック音楽に傾倒すること10年ほどになる。演奏と自分の感情とを重ね合わせて、ただ自分の勝手な解釈で聴くこと、それもまた10年ほど。そこにある技巧であったり、演出であったり、解釈であったりと言ったものを、知見に基づいた観点で聴くことはほとん…