音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Life and Times / Bob Mould (2009)

孤高の人という印象が強くて、この人のソロ作を聴くときにはそれなりの覚悟が求められていたのだけれども、あらためて聴いてみると非常にこの人ならではの美学を感じさせる。過去の自分は完全に捨て去って、その上で新たな自分を構築していくという職人芸とでも言うべきか。キラーチューンはない地味なアルバムではあるけれども、このアルバムのポジションはもう少し上げてあげてもよいかもしれない。