音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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二色の独楽 / 井上陽水 (1974/2006)

急にポリドール時代の井上陽水が聴きたくなったので、初期作品4枚を一気にレンタル。ベスト盤などでは散々聴いてきたのだけれども、そこには収録されていない楽曲も数多く、いつかは聴いてみたいと思い続けて早幾年。ようやくその気になった。

フォークの枠としてデビューしたのだろうけれども、ロック路線の楽曲が思っていたよりも多く、なるほどこれが今の今で現役で生き残ってきたバラエティの豊かさなのかと納得させられている。この当時の陽水はどこかポキリと折れてしまいそうな線の細さが目立つ。繊細すぎる人だったのだろうな。陽水は幼稚園の頃から聴いているが、こういう形で紐解きながら聴くのは初めてだ。しばらくはまりそうな予感。声も美しい。