2019-12-31から1日間の記事一覧
やっと真っ当に通して聴けた。いや、もう、怒濤の最終楽章に全て持っていかれましたよ。これでもかこれでもかと大波が押し寄せる様は、壮大であるの一言。「ブルックナーとマーラーをつなぐミッシングリンク」と称される理由もよく分かった。和声で攻めるブ…
演奏が終わった直後に思わず笑いが飛び出てしまうのが、プロコフィエフのピアノ協奏曲。もうね、このハチャメチャ加減がね、聴いていて愉快ですよ。キーシンのピアノは「ああ、ピアノはハンマーと弦と鍵盤の楽器なのだな」と、楽器の構造が見えてくるかのよ…
トーンハレの音色の特徴は、身体が暖まるような滋味深さにあるのかな。ベートーヴェンの6番がそもそも暖かい曲であることも影響しているのかもしれないけれども。低音域を支える楽器がしっかりと土台となり厚みのある音を作り出している。それでいて耳にもた…
ルプーのピアノは粒立ちがしっかりしているから、聴いていて気分がシャッキリするのよね。オケも重厚でありながらスッキリとした後味で、ピアノとオケとのバランスが丁度よく聞こえる。と言うことで、期せずして家に誰もいなくなったので、クラシックタイム…
今からこの3枚組をシャッフルで流しっぱなしにします。部屋を片付けたりお年玉の用意をしたりなんだりとね、することをしますよ。
今年「なんかいいな」と思いながらも再生回数を重ねきれなかった1枚特集。その8、だと思う。Chemistry原点回帰の1枚。「今さらChemistry?」と思う向きもあるかもしれない。そう言った方々に是非とも聴いて頂きたい1枚。「あ、Chemistryだ」と実感出来るはず…
今年「なんかいいな」と思いながらも再生回数を重ねきれなかった1枚特集。その7、かな?カバー物もう1枚。こちらは前述の前者でもあり後者でもあり。ガンダムシリーズに使われた楽曲から投票で選ばれた上位10曲をカバーする企画。聴く前は「企画物に当たりな…
今年「なんかいいな」と思いながらも再生回数を重ねきれなかった1枚特集。もう「特集」にした。で、本作。自分がカバーアルバムを高く評価する際の基準は、次の2点。換骨奪胎を施しながらも原曲のおいしいところを引き出しているカバーか、原曲に忠実であり…
今年「なんかいいな」と思いながらも再生回数を重ねきれなかった1枚。まだまだあるよ。スガシカオ独自の「情けなさ」を描くことに安定感が戻ってきた1枚。歳を重ねるごとにその情けなさの描画は研ぎ澄まされ、その鋭さはトラックのシャープさにも反映されて…
今年「なんかいいな」と思いながらも再生回数を重ねきれなかった1枚。寝落ちして後に布団に入り、目覚めたので、本格的に大晦日始動。何かをするわけでもないが。さて。菅野よう子の懐から飛び出してから、果敢に楽曲に挑み続けていた坂本真綾が、ここに来て…
今年「なんかいいな」と思いながらも再生回数を重ねきれなかった1枚。寝落ちは目前。布団なら敷いてある。そしていつの間にか大晦日へと突入していた。さてはて、本作は西川貴教流ハードボイルドを突き詰めた作品。三枚目を演じることがT.M.Revolutionに課せ…