やっと真っ当に通して聴けた。
いや、もう、怒濤の最終楽章に全て持っていかれましたよ。これでもかこれでもかと大波が押し寄せる様は、壮大であるの一言。
「ブルックナーとマーラーをつなぐミッシングリンク」と称される理由もよく分かった。和声で攻めるブルックナーと、押しの一手かと思わせておきながらも引くマーラーとの、その間をつないでいるかのような曲の作りに「なるほど」と思った次第。
これで今年のクラシック鑑賞は終わり!最後に面白いものが聴けてよかった。来年にはまだまだ聴いていない財産が沢山あるからね。順次、合間を見てやっつけていきますよ。