音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番&第3番 / キーシン, アバド, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1994/2018 CD-DA)

演奏が終わった直後に思わず笑いが飛び出てしまうのが、プロコフィエフのピアノ協奏曲。もうね、このハチャメチャ加減がね、聴いていて愉快ですよ。

キーシンのピアノは「ああ、ピアノはハンマーと弦と鍵盤の楽器なのだな」と、楽器の構造が見えてくるかのような、メカニカルと表現してもよいのではないかと言える演奏。プロコフィエフだから余計にそう感じさせたのかもしれない。とにかく技巧の嵐。

愉快を通り越して、ここまで来ると痛快ですな。