Rodrigo Y Gabriela名義では実に5年ぶりの新作。5年も経ったのか!
ということで5年間のブランクは、2人のギタープレイを結構変えましたね。ロドガブの売りだったパーカッシブかつリフで攻める的なイメージは後退して、メロディを聴かせるという方法に走ったように見うけられる。中にはしんみりと聴かせる楽曲もあったりして、なかなかに新機軸か?と思わせる点もあるのだけれども、1枚を通して聴くと十分にロドガブならではのピッキングが楽しめる内容になっている。確かに5年もブランクを置いて、出てきた物が以前と全く同じでした、では面白くないものな。
単に自分がロドガブ信者だからと言うことだからかもしれませんが。これまでの3枚のアルバムをブレンドして聴くと、このユニットの面白さが倍増するかもしれませんな。自分たちの音楽の幅を拡げてきた冒険作と言う解釈も可能か。