聴けば聴くほどハマる今作。一応ハイレゾなのだけれども、サンプリング周波数は浅め。でも、2曲目あたりで、ハイレゾならではの打ち込みサウンド向けエネルギー感が身体に当たる。たまにはスピーカー正面から音楽を聴かないとね。
ハイレゾ云々を抜きにしても、今作は非常にフロア向け4つ打ちが中心になっていて、かつ夜の雰囲気がよく現わされていて、erasureのこれまでの作品の中では最も異端で最も渋いのでは。少なくともハッピーなerasureはここにはない。非常にダーク。そこがまた新鮮味の現われと言ったところか。
これ、今のところ、今年下半期の傑作群に入りつつあります。