音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

0 / SING LIKE TALKING (1991/2015) Hi-Res

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昨夜、工藤静香をつまみ食いダウンロードしようとmoraを覗いてみたら、なんとSING LIKE TALKINGの過去作がハイレゾ解禁になっているのを発見。どうして事前告知無しにこういうことをするかなぁ。しかもmoraでは音源の情報、各種クレジットが一切なし。「これじゃどうにもならないよ」と思いながら坂本真綾をダウンロードしようとHD-Music.を見たら、そこでもこのアルバムは配信されており、こちらにはエンジニアクレジットがある。で、驚く。「リマスタリング」で「ステファン・マーカッセン」だって。「え?買わない理由がないじゃん!」ということで、急遽ダウンロード。

早速ヘッドホンで聴いてみると、あれだけ線の細かったサウンドに適度な肉付けがされて、今聴いても何の遜色もない、かといって当時の音の雰囲気もしっかり残っている素晴らしいリマスタリング。夜も更けていくというのに、結局通して全て聴いてしまった次第。

そして今。スピーカーでこれを聴いているけれども、うん、いい感じのハイレゾに仕上がっている。元々の音源が軽めのサウンドなので重厚感などは望むべくもないが、軽快感は十分に堪能できる。佐藤竹善のボーカルも非常に滑らか。高校時代から聴いていたサウンド、一時期は「ああ、線が細いなぁ」とちょっと遠ざかっていたのだけれども、これならまた愛聴盤に復活させられる。

ハイレゾ化において適度なリマスタを行うというのは、中途半端に古い音源に対しては効果てきめんな、一つの解としてやはり成立するのだなと得心に至った次第。あくまでも「一つの」であって、万能ではないけれども。

しかしよくよく聴くと、これは大人向けのラブソング集だったのだな。高校時代はサウンドと佐藤竹善のボーカルにしか耳が行ってなかったよ。

予期せぬ散財ではあったけれども、一切の損のないいい買い物が出来た。旧譜のハイレゾ配信はこうでなくっちゃ。