音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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My Treasure Best -中島みゆき×後藤次利コレクション- / 工藤静香 (2015) Hi-Res

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ものは試しにと、事前に2007リマスタのベスト盤から数曲を検証した上で、音作りがそこそこ面白かった「FU-JI-TSU」をダウンロード。

で、ハイレゾ音源をヘッドホンで聴いてみると、ガッツリとリマスタされた際の音圧はなく、非常にすっきりとした仕上がり。これはオリジナル音源からハイレゾ化したのかもしれない。スピーカーで聴いてみると、ヘッドホンで聴いた時の軽さはそのままに、当時の流行だったリバーブがかった音作りが意外とハイレゾ的な音の拡がりを生み出すことを発見。中域に音が偏っている作りではあるけれども、それが逆に時代考証の出来る結果に仕上がっているのではないかと。

お値段も1曲324円と非常に良心的な価格なので、「MUGO・ん…色っぽい」、「黄砂に吹かれて」と「慟哭」くらいは追加で買ってもいいかもしれない。自分が小学生から中学生にかけてのアイドルは大好物なもので。


【追記】
で、追加で買ってみたのだけれども「慟哭」を除いては大体「FU-JI-TSU」と同じ印象。リバーブ感に助けられたハイレゾ感といったところ。「黄砂に吹かれて」が頭一つ抜きんでていて、普通の(この当時の音源としての)ハイレゾサウンドとして楽しむことが出来た。

「慟哭」はちょっとアレンジがスカスカなのが仇になって、ハイレゾの本領を発揮しきれなかったというのが実感したところ。この曲だけ、ちょっと時代が後になるのだよね。