指定席の後ろ2列目真ん中をゲット。9列目くらいでした。その時点で十分にアガりましたね。
内容はと言えば、凜として、ロックで、スッピンの彼女の歌をじっくりと堪能することの出来た2時間でありました。
既存音源でも「本当にいい声をしているな」などとのほほんと思っていたけれども、いや、これはいい意味で裏切られました。あの生歌での表現の引き出しの多さは、そんじょそこらのシンガーでも達することの出来ない領域。時にしなやかに、時に鋼のような声で、聴き手である自分をドンドンと引き込んでいくのを実感していました。
事実、1曲目がロックチューンのカバー曲（知らない曲でしたが）をガツンと持ってきて、2曲目にはアカペラで「スワロウテイル・バタフライ」のカバーで繋いだ段階で、もう完璧に骨抜きにされておりました。その他、もう盛りだくさんで、もう、もう。
「なんでもないや」も1コーラス目をアカペラでしっかりと決めてくれ、インテンポになっては「そうだよ、この曲の解釈はこうなんだよ！」と自分が思いこんでいた解釈を理解してくれたかのようなスタイルで歌ってくれ、心の中で喜び舞い踊りましたよ。
ともあれ、今後の歌手活動にも、大きな期待が持てる、いや、あれを聴いたら持たざるを得ないライヴでありました！次の機会にも是非観たい！
