音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

iFi Audio iPurifier DC2 with Red Barrel Cable 導入ファーストインプレッション

「iFi Audio iPurifier DC2 with Red Barrel Cable」をNASのI-O DATA HDL-RA3HG(Soundgenic)に導入しました。

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約4時間の通電の後、半日掛けて色々な音源を鳴らして、サウンドチェック。

聴いた音源と、その音の変化の傾向を以下に記します。聴き進めるに従って、変化のポイントが多く感じられていきます。


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Insomnia / 鬼束ちひろ (2001 FLAC)

音源の奥深くから音が鳴る印象。ピアノの余韻が美しく響く。ボーカルのマイキングもこれまで以上にリアルに感じられる。隠れがちな音も、主張しすぎない程度に表に出てくる。

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chouchou / 上白石萌音 (2016 96/24)

ボーカルのハスキーさがより艶やかになって表現される。全体的にボーカルアルバムとしての存在感が増す。

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氷の世界 [Remasterd 2018] / 井上陽水 (1973/2018 192/24)

ややすると暴力的にも感じられたリマスタの表現が、適正なまとまり方を見せ、楽器とボーカルが喧嘩をしなくなった。それでいて楽器の張り出しがより明瞭になり、アタックの粒立ちがクリアに。

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ACCESSⅡ / access (1993/2017 96/24)

これまではエネルギー表現だと思っていた箇所が、実はややノイジーな、ある意味雑な音作りであったことが判明。それらが取れて、音の丁寧さが表面化したと言ってもいい。同時に聴き疲れが大幅に低減した。

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Wasting Light / Foo Fighters (2011/2016 192/24)

ロックとしてのパワーは削がれずに、音が整頓されて出ている印象。実に聴きやすい。

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MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION) / 山下達郎 (2013 FLAC)

歪み感が低減されると言うことは…と思い再生してみると、tr.1の曲頭の歪みが見事に除去され、アルバム全体としても美音の仕上がり。

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音のパワーであったり、元気さであったりと言う、音として必要な要素はそのままに、より丁寧な出音になる傾向が顕著であるという結果に。音の様々な部分にノイズが絡んでいたと思われる、音の歪みがあったことにも驚いた次第。

それによって長く聴いていても聴き疲れが発生しづらい、実に音楽鑑賞にとってはいい環境にもなるアクセサリーであることを実感した次第。

自分のオーディオ環境においては、費用対効果バッチリです。