早くに亡くなった友人が京都に住んでいた頃、彼の部屋に数日泊まらせてもらい、ロードバイクで京都の街中を走り回ったことがあるのです。
最終日、CDショップに寄り、リリースされたばかりのこのアルバムをお礼代わりにプレゼントとして贈ったのでありました。
そのようなことを思い出したのは、少し長めの午睡明けの、回りきっていない頭でこれを聴いていたせいかもしれません。
高校時代の友人たちと一緒に墓参りに行くことが出来なくなって、早2年。亡くなった友人も、まさかこのような日々が世界を覆うことになるだろうとは思いも寄らなかっただろうと。
つらつらと様々な思いが行ったり来たりするのです。