こんな音源も持っていたのだよね。
とにかくやる気も何も起こらずに、音楽も流さず、数時間も漫然と休日の午後を流してしまった。
17時前になり、せめて音楽だけでもと洋楽のフォルダを漁ってみたら、この音源がたまたま目に止まったと言う経緯。
リリース当時前後に購入しているだろうから、およそ10年もの間、データとしてのみNASの中に入っていたのね。
適当に聴き流そうと思っていたのだけれども、このルーツカントリーのサウンドと、ビリー・ジョーとノラ・ジョーンズとのハーモニーとが、どこかやつれている自分の気分にやさしく寄り添うかのように耳に滑り込んでくれるのです。
カントリーミュージックは北米大陸ならではのサウンドなのかもしれないのだけれども、空と陸さえあれば、その分離と融合とが作り出す風景の枠にどの土地であってもピタリとはまる音楽だと思っております。
さて、4月から変わった私の生活環境に負荷を感じているのは当然のこと、少しはそれに慣れてきたかと思いきや、やはりどことなく抜けきらない疲労感を覚えているのは事実のようで。まぁ、まだ今月の半分も終わってないわけでそれは致し方ない。
これを書いている今もスピーカーからこの作品が流れているのだけれども、じんわりと癒されております。少しばかりこの世界に浸っていようかと。