友人から借りた2022年ハイブリッドSACDを再生。とは言ってもSACDをそのまま再生する機器は既に手元にないので、Blu-rayプレイヤーからPCMにダウンコンバードされた音声にて聴いた次第。
フラットトランスファーが売りになっているディスクで、なるほど確かに音圧が稼げていないのは事実。でもボリュームを思い切り上げて再生してみると、これまたなかなかに落ち着いた音色。低域が膨れすぎず、高域、特にシンバルの散り方も心地よい。
最近のリマスタ技術の功罪について、またまた考えさせられる音源でありました。
しかし何周か回って、自分が稲垣潤一を落ち着いて鑑賞できる年齢になったとはね。