自分の聴き込みがまだまだ足りないのか、ブラームスのピアノ協奏曲には「ここだ!」と言う売りフレーズが見当たらなくて。耳にフックとなる要素に欠けるように思えて、聴こうとする機会もこれまであまりなく。もちろん集中して聴けば何かしらは見つかるのだろうけれども。
本日はあまりにもヌボーっとしている休日を過ごしているが故に、このブラームスの私の印象的特徴を逆手にとって、聴き流すべく聴いていたのです。
ええ。軽く聴き流しましたとも。ニコラ・アンゲリッシュの深すぎず浅くなることもない絶妙な演奏を時折楽しみながら。