うん。やっぱり経験は伊達じゃないんだよ。なぜ今の今まで生き残ってきたかがはっきりと刻まれている一枚に。フォロワーや元メンバーでは出せない音というものがここにある。CASIOPEAという過去からの遺産に縛り付けられていると言われてもおかしくはないが…

ロンバケよりもこちらの方が好みかもしれない。ロンバケは極彩色のポップスという感覚だったけれども、こちらはややウェットに歌物にこだわっているように感じられる。甲乙つけがたいのは事実だけれども、今後聴く回数を予想するとこちらに軍配が上がりそう…

これは痛快な40分間ですな。余計なことを考えさせずに、ひたすら今風のロックを奏でている。特に音が気持ちよい。好みの録音とでもいいましょうか。

すっかり耳が慣れて、心地よく聴けるようになってきた。やはり早合点はよろしくないですな。しばらくは付き合ってみないと、相性も見抜けない。

結局こういう流れの午前中。

アイドルを生産する際に、どのようなトラックを使うかというのは非常に重要なポイントになっているのは事実だけれども、メタルという発想はそうそう出てくるものではないでしょう。それを実際にやってのけて、かつ、面白いディスクを作ってしまったあたり、…

本日の朝一。愛読しているブログでも指摘されていたのだけれども、これはavexが「avexサウンド」を生み出していた時の残り香のようなものを、現代に再構築してパンプアップさせた作品ではないかと。やはり今時こんなサウンドを作り出すユニットなんていない…