音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2014-04-19から1日間の記事一覧

RADIO ONSEN EUTOPIA / やくしまるえつこ (2013)

相対性理論マラソンの〆に。

TOWN AGE / 相対性理論 (2013)

1曲目のボーカルから完全にやくしまるソロとの差別化を放り出して、「今の」やくしまるえつこになっている。こうなってくるとバンドの意味がなくなってくるわけで。異種交流試合は十分に重ねてきたやくしまるソロがあり、バンドも一度解体した以上、このバン…

シンクロニシティーン / 相対性理論 (2010)

やくしまるえつこの声がいきなり表情豊かになって、この人のこのバンドにおけるボーカリゼーションの完成を見るのだよね。楽曲もバリエーション豊かに。ところがやくしまるえつこがソロで積極的に活動をし、数々のセッションをこなすことでボーカルスタイル…

ハイファイ新書 / 相対性理論 (2009)

そして次作で大化けに化ける、と。無駄を完全に削ぎ取って、ボーカルはひたすらウィスパーボイスに徹する。楽曲は聴けば聴くほどにメロディが頭に残るスルメ盤。BPMも比較的似通った印象。でも、まだ何かが物足りない。これはこれで大好きな作品だけれども。

シフォン主義 / 相対性理論 (2008)

ふと思い立って、相対性理論の全オリジナルアルバムを聴いてみることにした。で、あれ?今聴いてみると「LOVEずっきゅん」のようなキラーチューンはあるけれども、全体的に習作の臭いがする。バンドの演奏ががったがた。まだまだ泥のついた芋という印象なの…

フリー・ソウル・キリンジ / キリンジ (2014)

デビュー当時からつかず離れず、時折思い出したかのように聴くことはあれど、1stを超える作品に出会うことはなかった。でも、兄弟ユニットとしての節目でもある今回のコンパイル盤を聴いてみると、テーマが統一されているせいか、すんなりと耳に入ってくる。…

みんなノーマル / ゲスの極み乙女。 (2014)

なんだろうな、このクセになる違和感。子どもがわけのわからない行動に出ていたと思ったら、突然お片付けを始めたようなニュアンス。特にサビでふと我に返るのだよな「あ、これは音楽だったんだ」と。それくらいに、このバンドはバンドともポップともつかず…