2019-03-09から1日間の記事一覧
この作品を聴いたことに特に意味は無い。なんとなくシンクラビアな気分を味わいたかったのかもしれないが、そうじゃないかもしれない。
これまで槇原敬之自身が作ってきたシチュエーション描画の再生産の域に完全に入り始めた。それは歌詞であったり、曲調であったりと言った、曲のコアとなる部分での話。その一方で、奇妙な凄みを帯び始めたのも事実。また何かに吹っ切れたのか、それとも彼に…
黒っぽいだけのバンドとか、泥臭いバンドとか、一見イカしてそうなバンドが増えているのは良いことだけれども、微妙な洗練さ加減がどうも自分の性に合わない。その点このバンド(ユニット)は、その両方を持ち合わせた上で、特にリズムトラックに趣向を凝ら…
やっぱりボブおじさんは満面の笑みを浮かべながら抱擁をしてきて、さり気なく背中からナイフをゆっくりと突き刺してくれるわね。なんて明るい殺人ロック。
で、これが通して聴くのが困難だったはずのアルバム。ところがすんなりと聴けてしまいましたよ。これは面白い。相当に面白い。澤野弘之作品を見る目が明らかに変わった。このシステムは、本当に色んな発見を自分に提示してくれる。それだけの費用対効果があ…
それほど期待はせずにAppleMusicで試聴をしてみたのですよ。以前、澤野弘之のアルバムを聴いた際に、その音の詰め込みっぷりが面白いと思うと同時に、聴き通すのにはあまりにも音がやかましすぎるというネガティヴな印象が強く残っていたので。ところが、今…