音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2021-06-16から1日間の記事一覧

Crème de la Crème / T-SQUARE (2020 SACD)

間に食事をはさんで、Disc2を。先日記した「坂東慧問題」も、このディスクでは何も気にならないのだよね。むしろ、自分が離れてた時代のT-SQUAREにも、いい曲はあったのだなぁ、と感じさせてくれるほど。

Tales from the Hudson / Michael Brecker (1996/2016 SHM-CD)

午睡明けの薄ぼんやりとした頭で聴いた。それでも格好いいものは格好いい。

TIMELESS PIECE / 高野寛 (1992/2012 SHM-CD)

実はSHM-CD再強化週間なのです。今のシステムならば、この高音質ディスクの威力を発揮出来ると気がついたのです。特にサウンドのエッジが、従来のディスクと比較して明瞭になるのです。…2年ほど遅いな。気がつくのが。

BRIGHT SIZE LIFE / Pat Metheny (1976/2017 SACD)

今日の午前中は曇り空を見遣りながら、パット・メセニーを中心にお送りしました、とさ。

beyond the Missouri Sky / Charlie Haden & Pat Metheny (1997/2016 SHM-CD)

深遠なる思慮。

Sound of Summer Running / Marc Johnson (1998/2016 SHM-CD)

夏の光景、季節の記憶。

シベリウス:交響曲第5&7番 / バルビローリ, ハレ管弦楽団 (1966/2021 FLAC)

んー。あれ?名作と呼ばれる彫刻があるとします。それを前にして、この上なく精巧に描画された平面を見ているような感覚に陥った、とでも言えばいいのでしょうか。「やけにリアル過ぎる」と言葉を発した場合の、その中にあるネガティヴな感覚をすくいとると…

オマケ

「私だけが理解出来るのだー!」的な何か。「私の言葉こそがこの音楽を語れるのだー!」的な何か。「本質を知りたければ数をこなせー!」的な何か。「当然あれは聴いてるよねー?」的な何か。

クラシック音楽評論における無自覚による言葉の暴力について(そんなに大げさなものではない)

このような言葉の曼荼羅、それも出口の見えないタチの悪い曼荼羅を編む術を駆使して、音楽を自分だけの所有物にしようとしているのではないか、とか、読み手が何を欲しているのかを意図せずに自分の世界を押し売りすることに自覚のない専念をしているのでは…

シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲 / ツィメルマン, カラヤン, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1982/2016 SHM-CD)

たっぷりと情感豊かに、流れるかのように歌うルプー。煌びやかな音が、耳をときめかせるツィメルマン。どちらも唯一無二の個性を持って自分に迫り来るのです。