音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

シベリウス:交響曲第5番 / パーヴォ・ベルグルンド, ヨーロッパ室内管弦楽団 (1996/2012 44.1/16)

お次はスタンダードな演奏のシベリウスを。現代におけるシベリウス演奏の模範的スタイルでもあるのかな。素材のありのままに音を提示してくれているかのような自然体。

シベリウス:交響曲第4番 / パーヴォ・ヤルヴィ, パリ管弦楽団 (2018 DSD64)

私の月初3連休の中日は、やや肌寒さも感じさせる雨模様。どんよりと暗く内省的、それでいてパーヴォ・ヤルヴィとパリ管の持つ溌剌とした感覚を求めて、このシベ4を。

NEW-S / T-SQUARE (1991/2015 DSD64)

なんとなく耳にしっかりと馴染んでいるサウンドが聴きたくなったので。

THE BOOK 3 / YOASOBI (2023 96/24)

より力強く、よりダイナミックに。トラックメーカーAyaseがやりたかったこと、得意技が見えてきた感のある3rd EP。前作のリリースからも間を置かずに、テンポよく矢継ぎ早にリリースされてきた楽曲の勢いもあり、そのトラック群の説得力と輪郭の鮮やかさがよ…

No.0 / BUCK-TICK (2018 44.1/16)

「闇をまといし愛の伝道者、櫻井敦司」そんな中二病的フレーズが頭の中に降ってきた。「貴方のダークな翼で私を永久(とこしえ)の愛に導いて」もう半ば病気だな、これ。BUCK-TICKの音楽はそんな安っぽいフレーズで語れるほどイージーなものではありません。…

THE BOOK 2 / YOASOBI (2021 96/24)

大音量で聴いてみると、ハードなエレポップであったのだなと気付かされるのでありますよ。結構肉感的なダンス・エレポップと言った感。身体が動いてしまう系。

THE BOOK / YOASOBI (2021 96/24)

大音量にて再生。YOASOBIは結構フィジカルに来ると言うことに、最近ようやく気がついたので。案外とヘヴィ級なのだよね。その手のカタルシスを得られる音楽だとは思ってもいなかった。それもこれも、たまたまYouTubeで見たYOASOBIの公式ライヴ映像を見てから…

20 / 吉井和哉 (2023 48/24)

なんだか行動が何かと冴えない一日だな。頭が働いていない。こうなったらと、諸々と動くことを諦めて、大人しくアマプラでアニメを見て、ぼんやりして、そしてこれを聴く。吉井和哉ソロ作品に生産性向上を期待してはならない。だからこそ、こんな状態の自分…

Use Your Illusion Ⅰ・Ⅱ / GUNS N' ROSES (1991/2022 96/24)

真夜中にふととち狂って聴く。この超大作を2枚一気に聴く。私の記憶が定かであるならば、このアルバムをフルに聴くことは初めてで、ましてや2枚も通して聴くなどと言う暴挙を(以下略。リリースは1991年の話なので私が高校生の時分。帰国子女の多い高校だっ…

Vagabond / Dominic Miller (2023 48/24 Amazon Music Unlimited)

薄いガラスの上を流れゆく水の帯は、自らの温度を自在に変えながら、枝に分かれ、帯に集まり、やがてその形を見失う。恥ずかしながら初めて知ったギタリストなのですが、実に美しい作品。ECMらしいといえば、ECMらしい。最後までうっとりじっくりと聴き惚れ…

Kurena / 石川紅奈 (2023 96/24 Amazon Music Unlimited)

e-onkyo界隈でえらく注目を集めていた女性ベーシスト兼ボーカリストのデビューアルバム。ようやく聴きました。え、なにこれ。この男前なウッドベースとたおやかなボーカル。歌うベースに歌う歌。一撃ノックアウトですね。参加メンバーの演奏もこの上なくご機…

5am / milet (2023 44.1/16)

あれ?前作を聴いた際にはさほどそそられなかったよね?自分。先日、サブスクのバイラルチャートか何かを時間潰しに聴き流していた際に耳に飛び込んできたボーカルがmiletだったのですよ。スマートフォンの画面を見て「え、これ、miletなの?」と。ダメダメ…

ABRACADABRA / BUCK-TICK (2020 44.1/16)

BUCK-TICKを遡っていくシリーズ第2弾。2020年作品。ゴシックなのだけれども、どこかノスタルジックな雰囲気まで身にまとった耽美。櫻井敦司はロック・オペラ・スターですよ。歌う演じ手としての気高く孤高な光を身にまとった唯一無二の麗人。そのアクターの…