音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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吹奏楽がすごいことになっていた


佐渡裕&シエナ・ウインド・オーケストラ@名取市文化会館大ホール

なんで名取で?という疑問は会場に入った途端に消えた。プロを観に来ている客ばかり。キャパ1200はありそうな会場は満員御礼とのこと。なぬっ。

吹奏楽というジャンルで皆が想像するだろうある種の甘えの一切を感じさせない、とにかく力みなぎる演奏。バーンスタインがメインになっているプログラムということもあって、スコアそのものが気合いだらけなのは当然のこと、それだけでは終わらせないアンコールで聴かせたバッハにプロの吹奏楽とプロの指揮者の何たるかを見せつけられた気分。

文化庁がバックについていることもあってか、アンコールでのあの驚き(名取市民は普通にそれを享受していたのかと思うと、超ジェラス)はもうなんといったらいいか。音楽ってのはエンタテインメントなんだよな、うん。聴いてもよし、演ってもよし。

ということで豊かな気持ちにて帰宅。