音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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涼宮ハルヒの憂鬱 / 谷川流 (2003)

SUGEEEEEEEEEE!
なんでこんな面白い作品を6年間も放って置いたんだろう。自分がライトノベルから離れた頃に始まった作品だったと言うこともあって、巡りあわせが悪かったんだろうなぁ。こんなお馬鹿でライトなSF作品だったとは思ってもみなかった。数時間で一気に読み終えてしまいましたとさ。なるほど大人気を博するのも当然だわ。日常が非日常に転換してライトノベルの王道に突き進んでいくこの爽快感。なにより文章がうまい。ライトノベルの新しいテンプレートを作ってしまったに違いない。もしかしたら僕の知らないうちに、涼宮ハルヒ以前以降という境目すら作ってしまっているのかもしれない。読んでいて一抹の悔しさを覚えながらも、とにかく読み進める手が止まらなかった。