音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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B'z LIVE-GYM@日本武道館

「B'z-EP」の楽曲を中心に、比較的懐かしい楽曲で構成されたコンパクトなライブ。セットも大がかりなものではなく、ライティングだけで勝負するというシンプルなもの。それ故に楽曲の出来でライブの出来も左右されるのだけれども、残念なことに稲葉のコンディションがイマイチ良くなかったようだ。イヤモニにひたすら手を当てて音程を確認する姿、そして歌詞をとばしてしまう姿、演奏陣の楽しさに反してどこか所在なさげな姿。そればかりが気になってしまった。そしてバックバンドとのコラボレーションを楽しもうとするあまり、曲の流れが寸断されてしまう構成。

ライブそのものは十分に堪能できたのだけれども、一つ気になり出すととことんどこまでも瑕疵ばかりに目が行ってしまうのも、武道館というB'zにしては比較的コンパクトな箱で演奏したからだろうか。自分の体調も万全ではなかったようで、PAの大音量と、ボーカルが演奏に埋もれてしまうミックスで頭が痛くなってしまった。もしかしたら大音量ライブにはもう耐えられない身体になってしまったかもしれない。帰りの電車の中ではすっかりへろへろになってしまったことよ。うーん、そろそろB'zのライブは卒業かなぁ。

ところでアンコール2曲目のタイトルが分からない。全く知らない曲だったのだが…。

追記)http://d.hatena.ne.jp/phyocc/20121017/p1
こちらよりアンコール2曲目は「HEAT」と判明。武道館に集まった観客の多くがうまくシンガロングしていたということは、元々の韓流アーティストのシングルも、結構な勢いでB'zファンが飛びついていたと言うことを現わしているのかもしれない。