iTunesの2軍を眺めていたら、例のジャケットが目に飛び込んできた。そういえば持っていたのだよな、これ。この作品を初めて聴いた日の日記には「?」としか書かれていない。理解不可能だったのだろう。もしかしたら今なら大丈夫では、と思って聴いてみると。
あら、いいじゃない。ソフトなエレピの音に、ひたすら絡み合うフルート。そして低音隊。時折はさまれるボーカルも演出効果抜群で、飽きが来るポイントが非常に少ない。確かに時に単調かと思われるシーンもあるが、それすらもイントロダクションとして機能しており、曲は不思議な盛り上がりを見せていく。
うーん。やはり音楽は日々勉強だな。いつ自分の血肉に化けるかわからないからこそ、手元に所有しておくことも大切だったりする。10年後、20年後には、一体どんな音楽を好んで聴くようになっているだろうか。理解出来るようになっているだろうか。