音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2020-11-19から1日間の記事一覧

LEO-NiNE / LiSA (2020 FLAC)

「紅蓮華」の特大級ヒットを受けて、どのようなアルバムを作ってくるかとある意味楽しみにしていたアルバム。蓋を開けてみると、LiSAはLiSAでした。はい。これまでのアルバムに比較すると、楽曲のバリエーションがあるように感じられるので、そこに力を注い…

最上級 GOOD SONGS / 高橋由美子 (2020 96/24 Amazon Music HD)

1曲目のジャイアンボーカルで紅茶噴きそうになった。それでも「Good-bye Tears」まで聴いた。そこまで聴けば私は満足です。いやむしろ、それだけで満足でした。

ROMANCE / 宮本浩次 (2000 48/24 Amazon Music HD)

リラックスして何も考えずに「ああ、懐メロだなぁ」とボンヤリ聴く分には悪くないと思うようになってきた。もしくはカラオケスナックにでも入って、見知らぬ中年オヤジが一生懸命に昔の曲を歌っているような雰囲気を自宅に居ながらにして楽しめるアルバムで…

High Times: Singles 1992-2006 / Jamiroquai (2006 Amazon Music HD)

このようなものをだるんと聴いている段階で、相当に気怠いか、時間を持て余していることを察してやって下さい。

無罪モラトリアム / 椎名林檎 (1999 96/24)

たまにはこの作品を24bit音源で。特にその恩恵がある訳でもないのだけれども。

STRAY SHEEP / 米津玄師 (2020 48/24)

居間に出る度にテレビで米津玄師のPV解禁ネタに遭遇したので、諦めてこのアルバムを。うん。尖ったポップスなのに強い訴求力を持ったこの独特の世界は、なかなか作ろうとして作れるものではないですよ。素直に格好いいのだよね。

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 / ミルシテイン, アバド, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1972/2018 SACD)

今朝はたっぷりとクラシック成分を摂取することが出来たな。ラストはミルシテインのヴァイオリンで。自分が好むヴァイオリンの傾向はまだよく見つからないけれども、ミルシテインの音は好き。伸びやかで攻撃的でないところが。後者は特に大事。強い音と攻撃…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / ツィメルマン, バーンスタイン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1992/2016 SHM-CD)

ツィメルマンのこの音が一切もたつかないピアノが素敵。明晰で明瞭で明確で、とにかく「明」なのですよ。聴いていて心が晴れやかになる音。

OFFRAMP / PAT METHENY GROUP (1982/2017 SACD)

シベリウス4番で遠くへ持っていかれた心をこちら側へ引き寄せるかのごとく。現実への扉として。午前5時。

シベリウス:交響曲第4番 / コリン・デイヴィス, ボストン交響楽団 (1976/2020 SACD)

まだ夜明けには遠い時間のシベリウス4番。真夜中の海辺を一人歩きしている時の、波の音だけが傍らにいるような感覚。静かに押しては寄せる音の動き。自然と心は自らの中へと向かい、音を鏡にしてそれを映し出す。

ドヴォルザーク:交響曲第5番 / クーベリック, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1971/2018 SACD)

クーベリックのドヴォルザークに大きく傾倒したのも今年の話か。手駒にして眠らせていたCDの全集をたまたま紐解いてみたら、そこにはお宝が潜んでいた、と言う自分的よくある話で。SACDではその美しさの枷が解放されたかのように、雄々しく煌びやかな世界が…

シューマン:交響曲第4番 (1841年初稿) / フランソワ=グザヴィエ・ロト, ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団 (2020 SACD)

今年一番の衝撃作だったな、これは。クラシック音楽は自由闊達な解釈もまるっと飲み込む世界であると実感させられた。面白いもので、それすらも数回聴いただけで慣れてしまう。衝撃の鮮度を保つためには、同音源他者のものをはさまないといけないのかという…

ベートーヴェン:交響曲第7番 / ネルソンス, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (2019 96/24)

真夜中…自分にとっての早朝にふとクラシック音楽を聴きながら思ったこと。備忘録。クラシック音楽に名演なるものは存在するかもしれないが、絶対的なリファレンスは存在しない。かつ、名演と言っても、それは自分にとっての名演であればよく、評論家が賞賛す…