この作品はハイレゾ版も発売されているのだよな。moraのチャートを見たら、今でもTOP100に入っている。かなりのロングセラーになっているじゃないですか。でもね、CDならではのかっちりとしたフォーマットが合う音楽というものは、確実に存在すると思うのですよ。何でもかんでもハイレゾにすればいいというわけではない。全体的に固い音で構築された打ち込みサウンドは、よほどボトムに訴えるサウンドでない限りはCDでいいと思うんだよね。CDフォーマットならではの音があるということを、最近実感しつつあるので。
ということでfripSide。このユニットの欠点はアルバムを通して聴くとぐったりすることだ。もう、何もかもが飽和しているので、通して聴くとお腹いっぱいになるどころか、MPを完全に吸い取られるという副作用があるのだよね。土曜日の午前中からもうすっかり疲れてしまいましたよ。