音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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NEW-S / T-SQUARE (1991/2015 ハイレゾ DSD64)

卓上スピーカー、通称、スキャンスピーク君のこと。

今朝。

スキャンスピーク君をボンヤリと眺めていたらふと思い立ち、ヨドバシドットコムを物色し、オーディオテクニカ製の3,000円もしないインシュレータを発注しておりました。

夕方には発注したことすらすっかり忘れており、何かが届いたと思い、封を開けてみるとインシュレータが。

あ、そうか。

的な間抜けさを経て、いそいそとスピーカーを置いている大理石の台とスピーカーの間にインシュレータを噛まして音を出してみたのです。

これが、もうね。

音源の分解能が遙かに上がりました。各楽器の音の輪郭がクッキリすると表現すれば伝わるでしょうか。

このDSD音源を鳴らしてみると、DSD独自の音場感も明らかに広くなっている。

ボリュームを無駄に上げなくとも、楽器の音像が見えやすくなると同時に、音場もリッチになったのですよ。

今まではスキャンスピーク君の自力での音の良さにかまけて、工夫を施すことをすっかり怠っておりました。まさかここまでのポテンシャルがあったとはね。

オーディオは機器を買えばそれでおしまい、という世界ではないことを再認識した次第であります。

この年末年始の休暇で最大の収穫ですな、これは。ちょっともう少し色んな音源を聴いてみますよ。

NEW-S