音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

夜を往け / 中島みゆき (1990/2018 HQCD)

中島みゆき18th。マラソン最終回。

よりドラマティックに、より人間味深く。

歌うアクトレスとしての中島みゆきに一層の磨きがかかる、いや、それがとどまるところを知らない快進撃の連続。瀬尾一三とのコンビも3作目にして、今の中島みゆきに繋がる線が出来上がったことがよく分かる。

デビューから通して聴けばここに来ての劇的な変化が見て取られ、今から遡っていけばここが転換点であり原点であったと理解できるだろう。

さて。

18枚のリマスタHQCD盤を通して聴き、中島みゆきへの愛と理解がより深まった。

そこには多くの人間が作り出す光景がパッケージされていた。その観察眼、着眼点、歌に変える力、それらが今もなお衰えることのない創作意欲と完成度として成立していることに驚くと同時に、このような存在が日本の音楽界の第一線で活躍し続けていることに感謝する次第。

例によってマラソン、楽しめました。過去に坂本真綾、ZARDとマラソンをしてきたけれども、ボリューム的にも内容的にも段違いでありましたよ。