デヴィッド・サンボーンはいつかはしっかりと聴いておかないとならないなとは思っていた。なかなかその機会を掴むことが出来なかっただけの話で。
今回図書館で接収した収穫物の一つがこれ。2012年の来日記念ベスト盤と言うことで、サンボーンの歴史をかいつまむには丁度いいだろうと。
これまた想像以上にスムースジャズ。しかし聴き流すようなバックグラウンドミュージック的なそれではなく、バックも含めて演奏がしっかりとしているので、骨格のある音楽として楽しめることは、わりと意外な発見だった。
自分の中のイメージではもう少し軟弱な音が出てくるのではと思っていたので、余計にそのような発見に思えるのかもしれない。
またしてしても「何を今さら」かもしれないけれども、サンボーン、いいね。自分のこれまでの音楽の好みの傾向からすれば、そう思って当然の事ではあるだろうがね。