数年に一度やって来る「稲葉浩志ソロ再発見」。突然来た。
どうもこのところB'zではトゥーマッチロックな気がして、なかなか新作にも手を出せずにいるわけでして。
ここ数日のビーイングディスカバリーの流れで、稲葉浩志ソロを聴いてみようと思ったのですよね。
アルバムは適当にチョイス。なぜならば、ソロ1st以外はこれっぽっちも曲を覚えていない体たらくなので。
で、聴いてみたのですが。これがなかなか、今の歳の自分に程よく浸透する感覚がよろしく。
サウンド面においてはロックはエッセンスに過ぎず、リリックにおいてはどこか身につまされるような、「何を歌わんとしているのか」に集中出来る世界観とでも言いますか。早い話が聴き手である自分にも共有出来る内省的な世界、なのでして。
それは1stの段階である程度確立された作りと世界ではあったのだけれども、なかなかどうして、それが貫かれている感があるじゃないですか。
これは確かにリアルタイムで聴いてもなかなか自分の中には入り込んでいかなかったはずだわ。今聴いている方が格段に「自分サイズ」なのだもの。
そんなこんな。