音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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SEIKO STORY ~80's HITS COLLECTION~ / 松田聖子 (2011/2015 96/24)

シャワーを浴びていたら「Rock'n Rouge」が頭の中で回り出したので、このコンピレーションの当該曲以降を聴いた。

この当時から明菜派だった自分は松田聖子には軽く接していた程度なので、なかなかこの時期の松田聖子楽曲を通して聴くことがなかったのですよね。聴ける曲とそうではない曲との差が激しくて。

ところがなぜか今日は聴けました。それまでのメインであった松任谷由実提供曲から離れ、当時SONYに所属していたアーティストによる楽曲にシフトチェンジした時期。

思えばこのコンピレーションで見る限り、「瞳はダイアモンド」で一度それまでのアイドルど真ん中な路線に区切りをつけ、そこからの新たな挑戦が始まった時期であったのだろうと。意外性と積極性が両立している時期に見て取れるのだよね。

シングルとしてはリリースされていないにもかかわらず、名曲として定着した「抱いて…」に至ってはデヴィッド・フォスターのペンによる楽曲ですしね。コンピレーションを通して聴いていると、余力で流して聴いてしまいがちなこの時期の楽曲ではありますが、このようにして聴いてみると非常に充実した楽曲が揃っているのではないかと。

SEIKO STORY~80’s HITS COLLECTION~