昨晩NHK BSPで放送されていたライヴ映像。もちろんしっかりと録画しておりました。
中身は『AKINA EAST LIVE INDEX-XXIII』のリマスタですな。
映像も音声もしっかりとリマスタされていて、非常にクリアな内容。中森明菜絶頂期の楽曲群セットリストを心行くまで堪能させて頂きました。
本当にこの方は楽曲感情移入型のシンガーだったな、と改めて。このライヴが行われた時期に近い楽曲であればあるほどに、一曲入魂の度合いが高いことが、その歌う表情からうかがうことができた。
初期の楽曲でようやく多くの笑顔が見られるようになり、そこが中森明菜と言うアイドルとシンガーの差異であったのだと、今になって気がつくに至った次第。
今さら楽曲に恵まれたやら、歌唱力の見事さやら、などと持ち上げるまでもなく、中森明菜は本当に中森明菜というかけがえのない存在であったと。
トップアイドルの栄光と薄幸を一身に背負った存在であったと、この映像から再認識しながら、1時間30分、じっくりと鑑賞いたしました。